2014年6月28日土曜日

稲荷:黄金山信仰(1)稲荷山②


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:671頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 稲荷:黄金山信仰(3)稲荷山②

  延喜式神名帳には山城国紀伊郡に「稲荷神社三座名神大」とある。

 現在の祭神は次の五座となっている。

 「梁塵秘抄」には

 「稲荷をば三つの社と聞きしかど五つの社なりけり」

 とあるので平安時代初期に三座であったものが

 平安末期には五座となったことを示している。

  下社   宇迦之御魂神 <中央座>

  中社   佐田彦大神 <北座>

  上社   大宮能売大神 <南座>

  田中社  田中大神 <最北座>

  四大神社 四大神 <最南座>

 カッコ内は稲荷大社本殿内の配置を指す。

 これにより解かることは、

 稲荷大社の主神が宇迦之御魂大神であるが、

 お山においてはそうではなさそうだということである。

 中社の佐田彦大神とは猿田彦神の別称で、

 大宮能売神は天鈿女神の別称である。

 佐田彦神はまた塩土老翁神であり、

 つまるところインドラ神がその祖像である。

 大宮能売神は佐田彦の妻となり猿女氏の祖とされた、

 日本で古事記の天孫降臨により構想された組合せの妃神である。

 《参考》


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 


  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部

 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

0 件のコメント: