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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:658頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
紀伊:天神族の国(8)
紀伊には和歌山市小倉地区大垣内初め「垣内(かきうち)」を
持つ地名がかなり多くみられる。
この地名は「カキナイ」と読め、これも「天空」を表わす
サンスクリット語 gagana(gagaṇa) の転訛とみられる。
漢音写では「伽伽那」とされているが、
その語義は kha (天空)と同じである。
このことからも「紀」が
天空の意味から発したものであることを示唆している。
紀氏の「シノ」を明確にしておくことは意義がある。
美里町真国宮の西方に神野(こうの)の地名がある。
長野県小県東部町はかって県(あがた)町であったが、
ここは中世から戦国時代にかけての豪族
神野(じんの)氏の勢力地であった。
同氏族の伝承によると彼等は天道根命の後裔である。
神野氏の系列には
滋野(しげの)氏、祢津(ねづ)氏、真田(さなだ)氏がある。
それらの氏族名、神野、滋野、真田は全て sūna に
由来しているとみられる。
因みに町名であった県(あがた)」は「泉」の意味のサンスクリット語
a-gate の転写であり、「井、出水」であるカタ kha-tā に対応する。
現在東部町に滋野、祢津の地名及び真田町名を留めるばかりでなく
「和(かのう)」地名があり、
紀の祖語 kha の音写そのものである。
真田幸村が伊都郡の九度山に居したことは因縁のあることである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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