2014年6月6日金曜日

八溝山:薬師信仰の山(11)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:645頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 八溝山:薬師信仰の山(11)

 この那須名はアシュヴィン双神の古名

 ナーサティヤ Nāsatya に係わる。

 同神名は西アジア誕れである。

 紀元前2000年紀の中頃

 ミタンニ国の王シャッティワザと

 ヒッタイトの王シュッピルリウマとの間で

 取り交わされた条約文で

 ミトラシル、アルナシル、インダルと共に

 ナサットヤナの神名が記録されており、

 ナーサティヤに対応される。

 サンスクリット語において

 nās , nāśati , naśayati は

 本来「なくす、失わせる、消える」であるが、

 「消滅、破壊」で「病気をとり除く」意味にも用いられた。

 つまり、八槻の「八」である yati と同じ意味であり、
 
 医療神アシュヴィン双神と同義となる。

 那須はこの nās の移入である。

 同義は、英語で nurse となり、

 「保護、養育、治療」を意味し、

 「看護師」名として広く知られるところである。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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