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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:645頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
八溝山:薬師信仰の山(11)
この那須名はアシュヴィン双神の古名
ナーサティヤ Nāsatya に係わる。
同神名は西アジア誕れである。
紀元前2000年紀の中頃
ミタンニ国の王シャッティワザと
ヒッタイトの王シュッピルリウマとの間で
取り交わされた条約文で
ミトラシル、アルナシル、インダルと共に
ナサットヤナの神名が記録されており、
ナーサティヤに対応される。
サンスクリット語において
nās , nāśati , naśayati は
本来「なくす、失わせる、消える」であるが、
「消滅、破壊」で「病気をとり除く」意味にも用いられた。
つまり、八槻の「八」である yati と同じ意味であり、
医療神アシュヴィン双神と同義となる。
那須はこの nās の移入である。
同義は、英語で nurse となり、
「保護、養育、治療」を意味し、
「看護師」名として広く知られるところである。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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