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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:659頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
紀伊:天神族の国(9)
天神族の紀氏は大和、山城へもその勢力を伸張させた。
奈良市春日野町の春日山の南麓に紀伊神社が鎮座する。
この南麓一帯は「香山」と呼ばれた。
またその西方に紀寺の地名が広がり、
平城京遷都以前ここに紀氏が居住していたしるしを遺している。
香山の「香」は tha の音写である。
その東方に花山の山名もみられ、紀氏の活動の範囲であろう。
「紀寺」は(現)西紀寺町にある璉城寺を
紀氏が再建のため奉仕したことから
「紀寺」と通称したことに依るという。
ところで、興福寺はまた「木寺」と呼ばれ、
その発祥地が山城国山科であったために
山階寺とも称されたという。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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