2014年6月23日月曜日

稲荷:黄金山信仰(1)紀伊郡と紀氏①


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:663頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 稲荷:黄金山信仰(1)紀伊郡と紀氏①

  京都市伏見区は和名類聚抄がいう「紀伊郡」の地である。

 史料における初見は日本書紀「欽明天皇」条に

 「天皇幼き時、夢に人有りて云う」。

 『天皇が秦大津父(はたのおおつち)という者を寵愛されれば、

  壮大に及んで必ず天下を有(あ)らされる』。

 寐(ねさ)鷩めて使いを遣わして普(あまね)く求めると、

 山背国の紀郡の深草里にて(その人を)得た」とある。

 ここに秦氏が存在したことを示す史料でもあるが、

 「紀郡」の名称は紀氏の存在を推測させる。

 「紀」は紀氏の氏姓に由来するものだろうか。

 東隣の山科には紀氏の影響のあった証が十分であった。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq)
 Tell Arpachiyah (Iraq)    
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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