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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:663頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
稲荷:黄金山信仰(1)紀伊郡と紀氏①
京都市伏見区は和名類聚抄がいう「紀伊郡」の地である。
史料における初見は日本書紀「欽明天皇」条に
「天皇幼き時、夢に人有りて云う」。
『天皇が秦大津父(はたのおおつち)という者を寵愛されれば、
壮大に及んで必ず天下を有(あ)らされる』。
寐(ねさ)鷩めて使いを遣わして普(あまね)く求めると、
山背国の紀郡の深草里にて(その人を)得た」とある。
ここに秦氏が存在したことを示す史料でもあるが、
「紀郡」の名称は紀氏の存在を推測させる。
「紀」は紀氏の氏姓に由来するものだろうか。
東隣の山科には紀氏の影響のあった証が十分であった。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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