2014年6月14日土曜日

紀伊:天神族の国(5)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:655頁

 第十一章 日本に祀られたインドの神々

 紀伊:天神族の国(5)

 同社の伝承によると、

 考安天皇の時、

 水門神である速秋津神日子神を祀れば

 水害は止むとのお告げが天皇にあり、

 天皇が武角河依命に命じて、

 この地に御倉を建てて速秋津彦命、速秋津姫命を祀ったという。

 この祭神の秋津名も秋月に同じく ākasa に係わるだろう。

 先に天道根命は記紀にその名がないこと述べたが、

 速秋津彦命がその別称である可能性もあるう。

 鳴神は、同じく神名帳に載る

 香都智(かづち)神社と同様、雷神を祀ったものと考えられる。

 というのも鳴神の東方に接する西和佐地区の栗栖は

 kuliśa の音写で、インドラ神の雷電を表わす。

 鳴神から栗栖にかけては花山温泉のある小高い丘陵地花山である。

 花はサンスクリット語で sūna で、
 
 その音が近似する śuna は「空虚」を意味し、

 「天、空」を表わし「天神」に係わる名称である。

 《参考》

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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