2014年4月3日木曜日

セリカ名の由来と遺称(3)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:565頁

 第十章 天毒とセリカ

 セリカ名の由来と遺称(3)
 
  この勢理客が絹と係わることは

 次のような状況からも判断できる。

 浦添市の勢理客と那覇市の境を流れる川を安謝川といい、

 安謝の地名もある。

 この地名は

 サンスクリット語の「光、光明」を表わす aṃśu の転訛である。

 aṃśu を語幹とした aṃśuka は「布、衣服」を意味し、

 漢訳では「絹、絹羅」とされている。

 これは aṃśu-paṭṭa が市を表わすことによる。

 paṭṭa は第六章月氏と秦氏で秦氏の氏族名として

 紹介した用語と同類であるが、

 ここにおいては市名浦添(ほてん)の

 祖語とも考えられるのである。

 市役所のある安波茶(あばちゃ)も aṃśu に係わるものとみられる。

 国頭郡今帰仁村の勢理客の南側には天底地区があるが、

 これは aṃśuka の音写であり、

 北側の越地は北陸の「越(こし)」国などで紹介した

 繭を表わす kośa を祖語とする。

 このように勢理客は絹に係わる地名である。

 『参考』

 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

0 件のコメント: