2014年4月14日月曜日

韓と月支国(6)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:577頁

 第十章 天毒とセリカ

 韓と月支国(6)

  後漢書韓伝で「月支国」と表記されているのは、

 三国志魏書倭人伝では

 「辰王は月支国を統治して」とあり、
 
 馬韓の諸国の中にも「月支国」とあり、

 目支は月支である。

 月支はサンスクリット語の candra の転訛とみられる。

 サンスクリット語で月を表わすが、

 チャンドラ神は東北地方の守護神名であり、

 インド亜大陸から韓半島は正に東北地方に当たる。

 因みに東方の守護神はインドラ神である。

 東北方の守護神にはソーマ神もいるが、

 チャンドラの名が採られたのは、

 韓が「チャン」訓であることによる応用である。

 韓の音訓はまた「ハン」であり、

 「漢」とも表記されるが、

 これはチャンドラと同義の hendra に依拠する。

 よって馬韓は mah-endra の音写で、

 mahā-candra(大-月支)であり、「大韓」を意味している。

 三国史記によると、

 月支国は馬韓傘下の一つの国となっており、

 紀元3世紀には

 韓半島の西部に位置していたことになるが、

 古くは何処にあったか不明とされる。

 《Key Word》

 チャンドラ神
 チャンドラ神

 インドラ神
 インドラ神

 『参考』

 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 ( アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ 

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