2012年5月27日日曜日

凄いヒッタイト文字と読み方の大発見



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録29:5頁

 『凄いヒッタイト文字と読み方の大発見
 「凄いヒッタイト文字と読み方の大発見

 19世紀の始めから小アジアへ旅行した人たちが、

 次々に発見した奇妙な象形文字がある。

 しかしそれをヒッタイト文字だと確認したのは、

 チェコのフロズエーで、第一次欧州大戦後のことだった。

 彼は固有名詞を確認することから始めて、

 <魚>と<父>という表意文字を発見し、

 続いて食事を意味する

 シュメル語の「ニンダ」が含まれている一節を見つけた。

 それは

 「ヌ ニンダ・アン エッツアテニ ワダル・マ エクテニ」

 と読めたが、何を意味するのかは、まるで判らなかった。

 主食は食物だから、食べるという語があるはずだと気づいて、

 小アジアがインドとヨーロッパの中間にあるのだから、

 印欧語の一種である可能性が高いと考えつき、

 印欧語類の<食べる>という語と比較してみた。

 ドイツ語の<エッセン>、

 ラテン語の<エドー>、

 英語の<イーツ>と、

 この一節中の<エッツアテニ>が合う。

 そこでさらに食べ物に付き物の<水>はないかと見てみると、

 英語の<ウォーター>や

 ドイツ語の<ヴァッサー>そっくりの<ワダル>がある。

 これだけで「主食(パン)を食べ、水を飲む」という大意はつかめたので、

 あとはどれが「飲む」なのか?見つければいい。

 すると、

 それらしい位置にある<エクテニ>が、

 ラテン語の水「アクァ」に合う、

 <エク>が<アクァ>で、<テニ>を

 動詞とみれば、「飲む」になる。

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
 『言語復原史学会:画像』

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