2012年5月26日土曜日

有肩石斧とその仲間。ことばと石斧の関係は何か



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録29:4頁

 『有肩石斧とその仲間。ことばと石斧の関係は何か
 「有肩石斧とその仲間。ことばと石斧の関係は何か

 「有肩石斧とその仲間」『日本人のルーツ14頁』

 人が肩をはったような形をしているので有肩という。

 数字は次ページの分布図の地域を示し、

 そこで見つかったものという意味。

 8イ:柄の部分が欠けている(長さ17㎝)

 8ロ:石ノミ。

 9は進化したもの

 A、C:青銅製(タイ・パンチェン。約4000年前)

 B:鉄製(中国雲南省個旧出土

 「ことばと石斧の関係は何か」日本人のルーツ15頁』

 有肩石斧とオーストロ・アジア語の分布が、

 完全といえるほどに一致することは、

 古く松本信広氏らの研究で立証されているが、

 日本でも新石器から古墳の副葬品にまで有肩石斧がみられる。

 これを手がかりに、日本語を検討してみると、

 やはりオーストロ・アジア語との共通語がみつかり、

 古代にこの言葉を話す人々が、

 日本列島に住みついていたことが証明される。

 有肩石斧は鉞(まさかり)の形に特に関係が深いとされるから、

 これも見逃すことはできない。

 銅鉞(どうえつ)は儀式用とも考えられているが、

 有肩石斧の大型のものも同様である。

 「オーストロ・アジア語の分布」『日本人のルーツ15頁』

 1チョタナグプール語群

 2ケルワーリー語群

 3ムンダー語群

 4ヒマラヤ語群

 5カシ語

 6ワ語群

 7モン語

 8モン・クメール諸語

 9スマン・サカイ語

 10ニコバル語

 11フィリピン諸語

 12高砂語群

 ※数字は前ページの石斧の出土地を示す。

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
 『言語復原史学会:画像』

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 《参考》
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