2012年5月20日日曜日

カルデヤ人の紀元前1200年頃の大移動



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録28:20頁

 『カルデヤ人の紀元前1200年頃の大移動
 「カルデヤ人の紀元前1200年頃の大移動

 それは殷・稲敷レイライン紀元前1200年頃のものなのに、

 カルデア人の帝国が出現したのは、それから5世紀も後のことだからである。

 しかしレイライン測定は動かぬ事実だし、

 当時そんな天測技術をもっていた人々はカルデヤ人以外にはなかった。

 そして彼等は前記の通り移動コースを示す大量の完全な痕跡を残している。

 この時間差は何?なのだろうか?。

 その答は、

 今、

 イラクにクルド人がいるがクルドという独立国はないことが教えてくれる。

 カルデア人はセム族で、

 紀元前1200年前後から南バビロニヤに定住し、

 紀元前7世紀にそれまでの支配者だったアッシリヤを倒して

 新バビロニヤ帝国をつくった。

 有名なネブカドネザルは2代目皇帝で、

 そのときが最盛期だったが、

 名もなき小国としては殷代より前から実在していた人々で、

 独特の文化をもっていたのである。

 ところが私たちは、

 カルデヤ人といえば新バビロニヤ帝国だという先入観から、

 彼等は紀元前7世紀以後の存在のように錯覚し、

 彼等が殷以前にいたはずがないと想像してしまう。

 しかし今、

 国はなくてもクルド人が実在しているのを見れば、

 歴史の表面に現われたものだけで、

 真実の歴史が判ったつもりでいることが、

 どんなに間違っているか、深く思い知らせてくれる。

 カルデヤ人は紀元前1200年前後に南バビロニヤに移った。

 その前後に我が国までやってきた人々もいたのである。

 『参考』
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 『言語復原史学会:画像』 
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