2011年12月1日木曜日

『定義』に最も必要な「決め手」



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録23:3頁

 《『定義』に最も必要な「決め手」

 大学院講義録22で『記・紀』とは、仲哀天皇=ソナカの記事が動かぬ証拠で、

 「時間帯にルーズな、誤りに満ちた欠陥史書」だが

 「貴重な史実を集大成した、素晴らしい記録の宝庫」だという『定義』が得られた。

 これはもう今後、永遠に変わらない不動の定義である。

 それは一つの事件の記録が、飛び離れた時間帯に、

 全く別の事件のように編集されている事実が、

 反論できない「決め手」になっていて、

 どんなにしても否定も変更もできないからである。

 だから、こんな「決め手」がないと「定義」はできない。

 では『記・紀』には他にどんな「決め手」があるか見ていこう。

 『古事記』と『日本書紀』はどちらが先にあったか?という大問題がある。

 次はこれを『定義』してしまおう。

 伊弊諾(イザナキの)尊と伊弉冉(イザナミの)尊が『国生み』をしたとき、

 剣で海水を掻き混ぜて引き上げると、

 剣から滴り落ちた潮水が島になったという話の島の名を、

 『日本書紀』は「磤馭盧(インギョラ)」と書く。

 これはパーリ語の「インダ・キラ=帝柱」を、大隅語でインギーラ、

 薩摩語でインギョラと発音したものへの当て字で、

 2神が回った天の御柱の原語であり、

 今、淡路島に津名郡津名町という地名を残したパーリ語のツナ=柱も同じ意味をもつ、

 当時の淡路島だけを意味する独特の名詞で、

 『淡路島国生み』を象徴する、かけがえのない重要な地名なのである。

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