2011年12月5日月曜日

ウソで満ちている『古事記』序文



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録23:7頁

 《ウソで満ちている『古事記』序文

 続けて安萬侶は「皇帝陛下(元明天皇)…和銅四年(711年)九月十八日を以て、

 安萬侶に詔して、稗田阿礼のよめる勅語の旧辞を撰録して献上せしめたもう。

 …併せて三巻に録して以て謹んで献上したてまつる。

 和銅五年(712年)正月二十八日…」と書いているから、

 その通りだとすると「憤然と書き変えさせた」のは

 天武天皇と元明天皇だったことになる。

 ところが、在来の学者は、天武天皇が、天武十年(681年)三月十六日に川島皇子らに、

 『帝紀』と『上古諸事』の編集を命じたのが『日本書紀』編集の始まりで、

 それが38年後の元正天皇養老四年(720年)五月二十一日に一品舎人親王が完成を報告した

 『日本紀』が、すなわち『日本書紀』の完成だとしている。

 これだと、天武天皇は『日本書紀』を見て怒るどころか自分が編集させ、

 しかも完成した『日本書紀』は知らないまま死んだことになる。

 だから天武・元明の両天皇は当事者ではないし、

 本当の『古事記』完成は720年より後になる。

 すると安萬侶の序文が青く和銅五年(712年)正月二十八日に

 『古事記』を献上したというのは、まるつきりのウソになる。

 『古事記』の実体は『日本書紀』への反発である。

 それは国名を日本と書くのを憎んで、

 すべて「倭」に直していることだけでも疑問の余地がない。

 だからその『古事記』の思想と合わない文言で書かれた序文はウソで満ちている。

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