2011年12月21日水曜日

『記・紀』には『神話』なんか一つもない



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録23:23頁

 《『記・紀』には『神話』なんか一つもない
 《『記・紀』には『神話』なんか一つもない

 L 3貴子が、みそぎで新たに生まれるのは、天照や素戔鳴が世襲の名乗りだからである。

 M 天孫降臨は、天稚彦の存在で仲哀天皇の死後の歴史が実体だとわかる。

   このニニギの命は垂仁天皇皇子のホムツワケ(品陀真若)で、応神天皇と混乱している。

 N 海幸山幸は、Eの1変形で、山幸は垂仁天皇。豊玉姫は狭穂姫。

 O 鵜草不葺合(ウガヤフキアエズ)命も、

   この史実のバリエーションではホムワケ=八幡である。

 このように要約して一覧比較する方法をとると、

 どこかで燻(くすぶ)っていた漠然とした疑問が

 すっきり吹き切れて完全な確信になる。

 「神代」の巻に青かれているものは『神話』なんか1つもない。

 すべて史実の「寓話化」である。

 しかし過去の影響が余りに大きくて、

 これらの寓話群を指して呼ぶ代名詞としては

 「神話」と呼ぶのが簡便である。

 人々が真実を常識化するまではこの状態が続き、

 私たちも心なくもそれを利用して、

 常識化をさまたげる手伝いをしてしまうことになる。

 しかし人類は一人ひとり違いがある。

 私たちの知識が一般常識になるには、まだしばらくかかる。

 それが世界の常識になるには、さらに時間がかかって当然である。

 だから私たちは、在来の日本人が、恥ずかしく思っていたことが、

 実は素晴らしいことだったと判った喜びを、

 いま「独占」しているのだと思えばいいのである。

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