2010年4月30日金曜日

ギリシャ神話とパーリ語が生んだ日本語

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録06:30頁

こうした事実が大量にある以上、

より一致している

「淡路島」がアフロディテへの非常に完璧な当て字であることは疑いない。

淡は今、アワと発音している。

アワは泡でありアフロディテが泡から生まれたという

神話の伝えにもまた合っている。

泡をアワと呼ぶ日本語は、

この神話が存在しなければ生まれなかったのである。

そしてそれは淡路島に隣接する阿波(アワ)の国名にもなっているのだ。

例の天皇たちの漠風諡号をつけた

淡海三船(アフミノ・ミフネ)の姓をみると、

この淡は振り仮名はアフだが、

その発音はオーと聞こえる。

これはなぜだろう?。

これもパーリ語のせいなのである。

Avakasaとokasaとは空間・隙間・全地域といったスペースを

意味する全く同じ言葉で、

アバ→アマと、空・天を意味するアマや、

傘・笠という日本語の語源になった言葉であるが、

avakkantiとokkantiも、どちらも降下・顕現といった、

同じ意味をもつ言葉で、

avaとoが同じものだとすぐわかる。

同様の単語は他にも多数あり、

その全てが語頭にくるava-とo-が同じ意味で

ただ発音だけが違うだけである。

このavaは日本語ではアワ。

それはoオーでもある。

淡の字をアワと読んだりオーと発音したりするのは、

このパーリ語のせいだということがわかる。

当時から我が国は、

現代と同じく「外国語活用国」だったのである。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
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