『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録06:15頁
ここで、「愛」の発音が、
なぜ?「エ」になるのか?、
その語源が重要な大問題だというお話しをしよう。
それが南九州語の特徴であることは、
もうよくご存じだが、
それはなぜなのかまで、
理解しておく必要がある。
チベットの聖山・カイラーサ山という名はサンスクリット語で、
パーリ語ではケラーサと呼ぶ。
Kaiとkeの差がある。
アイとエの違いだとおわかりになるはずだ。
南九州語の特徴であるアイをエと発音するクセは、
パーリ語の発音だとわかるのである。
奈良地方の発音は愛はアイである。
パーリ語とも、卑弥呼とも全くつながりがない。
3世紀に奈良に卑弥呼がいて、
パーリ語が使われていたのなら、
今の南九州と同じく愛はエと発音されていなければならないが。
そんな伝承も形跡もまったくない。
卑弥呼を示すものは痕跡すらない。
卑弥呼と当て字された名は、
パーリ語の愛を意味するぺマカの沖縄発音だったのであり、
彼女はパーリ語を話すアソカ王統を継ぐ仏教倭人が戴く女王だった。
彼女パーリの名をもつ国・巴利国(隼人町)に都し、
そこで死んだ。
いま鹿児島県川内市に、
神代三山陵(じんだいさんさんりょう)のーつと呼ばれるエの山陵がある。
埃(エ)山陵または可愛(エ)山陵と書かれるが、
彼女の墓なのか記念ストゥパなのかはおいて、
その名と年代と位置とサイズから卑弥呼陵だと断定できる。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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