ブログのタイトル「大学院講義歴史(創世紀)」は、 日本は平成から西暦2019年に元号が令和に御代代わりしました。 また20世紀も20年前に終わりました。 21世紀は日本にとっても私にとっても「黄金の世紀」です。 「黄金の世紀」に向ってそれぞれが邁進しましょう。 第二次世界大戦(日本にとっては大東亜戦争)が終了して75年目を迎えました。 更に2018年は明治維新からは150年になります。 この間の19世紀20世紀の日本の諸外国との政治外交の歴史は 事により未だ不透明な霧に覆われたままであります。 現在、日・中・韓で歴史認識が問題になっていますが それぞれの当時国が真実の歴史は何であるかの認識にたって 真剣に物事を考え、発言しないと言うだけでは問題の解決にはならない。 令和2年4月吉日
2013年1月31日木曜日
短潔が特徴のスメル語名詞
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録38:4頁
《短潔が特徴のスメル語名詞》
「短潔が特徴のスメル語名詞」
この傍証に挙げた使用例をみると、
どれもが非常に古代からのものであるのに対し、
長く引っ張る発音は、すべて後世のもの、
または欧米の研究家のものを、安易にカナ書きにしたものばかりである。
これだけでも古代のスメル語名は短い発音のほうが正しいと考えられるが、
念のためさらに、現在もっとも権威のある結論と考えられる
シカゴ大学東洋研究所のサウキルト・ヤコブセン教授の研究論から、
スメル都市圏家形成時のウルク市遺跡中の「ウルク第4層」から発掘された、
長音の絵文字にある重要な名詞を、観察分析して結論して行けば、
より一層、確定的に定義できる。
Uk kin ウッキン これは国の運営を論議する集会、集団で、今の国会の原始的なもの。
Ab ba アッバ これは国家の指導者たち。長老と訳したものもある。
Sangu サングウ 神殿の最高位の司祭者。皇太神宮の斎宮に当たる。
この名詞を日本語として読んでみると次のように一致点がある。
「ウッ=打つ、ぶつ」で「議会で演説をぶつ君」。
「アッバ=阿婆さん、家長婦人」で、
今のカレン人のように村毎に家長の老婆がいて、
それが都市国家になっても君臨して、女帝政治が行なわれていた。
「サングウ=参宮=宮司」。
「参宮者」「伊勢参宮」という熟語の語源。
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
『参考』
『言語復原史学会:Web』
『言語復原史学会:画像』
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存在価値が問われる我が国の発掘考古学の現状
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2013年1月30日水曜日
スサノオはスーサの王か?
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録38:3頁
《スサノオはスーサの王か?》
「スサノオはスーサの王か?」
多くの会員諸先生から共通の御質問を頂いたので、
まずそれからお答え申し上げることにする。
それはスサノオの尊は、
現在はイランにあるスーサの王で間違いないのか?。
スサとスーサはなぜ同じだと言えるのか?という御質問である。
これは現講では他にも同じく発音に長短のある名詞が続出するし、
これまでまだ世界の誰もが論じたことのない問題でもあるので、
私(加治木義博)が過去に検討して得た結果を、
手短かにお話ししてご返事に代える。
短い発音 長い発音 傍証使用例 短音使用国
スサ スーサ 須佐之男 日本
ニネべ ニネーべ ニネべ ギリシャ
ニップル ニップール ニッポン 日本
バベル バビローン バビロニヤ ギリシャ
スメル シュメール 須弥山 中国
スメル スメラギ 日本
ウル 漆間 日本
ラガシ ラガシュ バベル文書 バベル
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
『参考』
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2013年1月29日火曜日
直結していた神殿文明と神道文明
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:30頁
《<直結していた神殿文明と神道文明/a>》
「直結していた神殿文明と神道文明」
俳優はワザオギと訓み、
オギは「招(お)ぎ」で、
神や死者の霊を招くのが本来の仕事である。
静御前などの歩き巫女が舞うのもそれだった。
それが出雲お国の「お国歌舞伎」になり、
今の歌舞伎に発達したのである。
それは今も鹿児島に伝統として残り、
映画スターや、アイドル歌手などを大量に輩出し、
歌舞伎役者もまた西方人の容貌を遺伝したり、
化粧によって作ったりしているのである。
これだけでもスサとスメルの神殿文明と我が国の神道文明が直接、
繋がっていることが確認できる。
氏神、八百万の神、神官兼為政者と数え上げると、遺物はまだまだ揃う。
その鹿児島神宮と同じ所に上井という地名が残り、倭と同じウワイと読む。
そこが倭人の都の跡であることも解っている。
そして本来はイドに当て字した
「委奴」国の金印は九州の北端、志賀の島にあった。
ウバイドの名は百済・出水(ポセイヅン)などの神名と同じく、
上井と委奴(ウバイド)に分割されていたのである。
ここでもポセイ・イヅンと、ウワイ・イドが共に、
「イ」が双方に分割されて併用されている。
こうした原則が、世界最古の国名でも厳密に守られている事実から、
遥か後世に来航したことの明らかなギリシャ神名の分割は
ウバイドに始まるスメル文明のシステムを
踏襲したものだったことまで解るのである。
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
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2013年1月28日月曜日
大夫は大天の誤読。役之行者もエンシ
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:29頁
《大夫は大天の誤読。役之行者もエンシ》
「大夫は大天の誤読。役之行者もエンシ」
これは、
我が国で神殿を祠(ほこら)というのは、
「穂倉」のことだったと教えてくれる。
ウキンは沖縄へ来ればウチナーで「沖縄」。
そこではウチナに大天と当て字している。
いまなら国会議員に当たるから官名である。
すると卑弥呼たちの使者が「大夫」と称していたと言うのは、
「大夫」と「大天」はそっくりだから、
この大天を写し間違えたのだと見た方がいい。
議員が親善外交に出張するのは、昔も今も当然な任務だからである。
ヤコブセン教授はこれらの状態から、
農耕国家群・スメルの政治牲、死活問題である灌漑事業や工事も、
皆、司祭が指揮して行なっていた。
その町村規模のものが発展・拡大すると、
近隣の神殿中心の組織が一つに合併して都市化し、
その経済力で防壁や宮殿などが新たに建設され、
強化されて都市国家に成長した。
その内の最も有力な勢力の氏神が国の主神になり、
その神の神官が
総理総裁に当たるエンシになり、ルガルになったのだと結論した。
このエンシという名称は、
役の行者を、古風に「役之」と書くと「エンシ」になるから、
役の行者というのは、行者の総裁という意味だったと解るし、
スメル語のenは主だから、意味は変わらない。
「役」の字もヤクと訓むと屋久、役人、役者などに絵び付き、
役者は俳優と書かれ、
俳は隼と同音で、鹿児島神宮は古代俳優=隼人の総元締めだった。
《パーリ語辞典》
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2013年1月27日日曜日
国会⇒大天、指導者⇒阿婆、司祭⇒参宮
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:28頁
《国会⇒大天、指導者⇒阿婆、司祭⇒参宮》
「国会⇒大天、指導者⇒阿婆、司祭⇒参宮」
一つ一つを見ているとコジつけに見えるのに、
数千年昔の名詞の総てが、
こんなに合理的に日本語で読めて、
その内容が合理的で、
よく理解できるというのは、何故なのだろう?。
これだけの国々の人が全部、
引っ越して来たとは考えられないから、
移住者が各国からの参加者で構成されていたことになるが、
そもそも、その国々はどんな国だったのか?。
シカゴ大学のヤコブセン教授が1942年以降、
次々にスメル都市国家の実態を
合理的に復元して説明した論文が最も史実に近いので、
それを要約してお話しすると、
国家体制などの言語以外の要素もまた、
我が国と一致しているものが多く、
我が国のウバイド女帝制から男子天皇制への移行の原形が、
すでにスメルにあったことまで明瞭にお解りになる。
ウルク都市国家の形成途上に当たる
ウルクNo.4層から発掘された、
スメル最古の絵文字で書かれた粘土板には、
Ukkin ウキン=国会⇒(ウチナ)や、
Abba アバ=指導者・議員⇒(阿婆)、
Sangu サングウ=司祭者⇒(参宮)という名詞が書かれているが、
後代の粘土板に多出する、
ルガルやエンシ(ともに独裁的国家支配者)と書いた文字は見当たらないし、
エリヅの遺跡では、
何一つ遺物のないところに、一辺3mの方形神殿がみつかっているが、
後世になるにつれて神殿は大きくなり、
穀物や油の倉庫が付属するようになって行く。
王道 : スメル=スメラ
精神のエクスペディシオン
《パーリ語辞典》
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2013年1月26日土曜日
「宇迦の御魂」は何故?穀物神か?
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:27頁
《「宇迦の御魂」は何故?穀物神か?》
「「宇迦の御魂」は何故?穀物神か?」
ウムマの神は穀物の神・ニダバである。
マを「国(マ)」と読むと「産む国」である。
穀物の神を主神にしているのだから、穀物を産む国なのだ。
我が国の穀物の神は宇迦(うか)の御魂(みたま)と呼ばれ、
『延喜式』の「大殿祭祝詞」には「稲の霊だ」と書いてあるが、
実際には五穀から食物全般の守り神として崇められてきた。
魚はもちろん馬や牛の肉も入っている。
Ummaはウマと読まれるから、
太古のアラビアでは、まず食料だった「馬」の語源でもある。
このUmma=ウマを「宇間」と書くと「ウカン」とも読める。
ニダバはnをmに発音する沖縄ではミダバになり、」
それが清音の南九州では「ミタマ」になる。
宇迦(うか)の御魂(みたま)は、
それを写した当て字としてピッタリであると同時に、
この国名と神名が、
沖縄を経由して入ってきたことを記録していたのである。
馬が古代アラビアで重要だったことを考えると、
バビロンは馬広野(パピロン)によく合う。
漢字も元をただせば楔型文字から進化したのだから
重箱読みは当たり前なのである。
その主神は朝日の神で、その名はマルヅク。
これは「丸、出来(づく)」に合う。
人類が最初に意識した丸いものは、月は欠けるから太陽である。
出て来る太陽とは「旭日昇天」で、我が国と同じ信仰だ。
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
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2013年1月25日金曜日
女性生理用語のルーツだったハラン
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:26頁
《女性生理用語のルーツだったハラン》
「女性生理用語のルーツだったハラン」
ハランも月を主神にしているが、
こちらは新月でなく「月」である。
それなのに「シン=神⇒神道?」という名なのである。
女性は月齢に支配される「月経」という生理作用をもっているが、
古来の名前は「つきのもの」だった。
それは神聖な受胎の可能なときを教える神の御業で、
それに付随する現象がハランと呼ばれていたことを、
今も立証し続けている方言が日本語中にある。
それはやはり南九州語で、
ハランという発音まで、そのままの言葉だ。
それは漢字で書けば「孕む」である。
それまで無かった言葉が、
ハラン人たちがやってきて、
進んだ産科医学の知識で、
女性たちに幸福を授けた事実が、
このハランという動詞に籠っていることを見落としてはいけない。
これと全く同じことが現代のイラン語にも起こっている。
私生児のことをハラーム ザーデ=harmam zadeというのである。
ハラは腹(ハラ)の語源なのだ。
またハラは原で高天(たかま)が原は首都だった。
当然のことながらこの国名は、
わが国では名乗りになって、
今も由緒ある姓や地名として健在だ。
原野(ハラノ)がそれであり、
本学会員の原園(はらぞん)教授もまた、その伝承者のお一人である。
なぜなら英語でよくご存じの
horizonは、欧米人の発音を聴くと、ハラゾンと聞こえる。
それは地平線や水平線を意味するが、
そこはまさに月が現れては昇り、下っては姿を消す、
「月の神の国」そのものである。
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
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2013年1月24日木曜日
新しい日本語を生み出した月の女神
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:25頁
《新しい日本語を生み出した月の女神》
「新しい日本語を生み出した月の女神」
このナンナルは、
その正反対の語を生み出していることもまた、
重要な証拠のうちに加えなければならない。
その新しい日本語は、沖縄で生まれている。
沖縄語の特教の一つに、
本土語のnをmにして発音するクセがある。
それは前にもニワトリをミヤドリと発音するとお話しした。
ナンナルはマンマルになる。
新月の反対は満月である。
満月は「マンマル=真ん丸」と表現される代表的な対象である。
しかしよく考えてみると、
真ん丸という表現は、真ん中などと共に、日本語特有の強調詞である。
それは太古の原始日本語には有り得ない文化語である。
それが世界の先進文化圏だった
スメル起源の神名から生まれたとすれば初めて納得がいくのである。
同じことは物々交換以外にはなかった太古に、
「売る」という言葉が生まれたとすれば、
それ相応の理由がなければならない。
古代沖縄人は
貝貨による売買という新文明を東アジアに広めた。
「売る」という行為によって必要品を「得(う)る」。
それを教えた国が「ウル」国(マ)だから、
その人々が「ウル人」だったことは動かない。
これまでイヤという程、証拠を挙げてお話ししてきた。
沖縄人はウル人だという論拠に、
また最も強力な証拠がが加わったのである。
いやまだまだ沖縄語には隅々まで
ウル語すなわちウバイド語が充満しているが、
本講では以上でもう充分だと思う。
《パーリ語辞典》
「パーリ語辞典」
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2013年1月23日水曜日
卑弥呼時代の国名語源一覧リスト4 総括
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録19:31~32頁
《卑弥呼時代の国名語源一覧リスト4 総括》
「卑弥呼時代の国名語源一覧リスト4 総括」
国名 ギリシャ語の原名 パーリ語の原名 マレー語その他の原名
狗邪韓 kudiao 独立して進む戦士 Kosala コーサラ
対馬 tu admes 「慣れた君」 tuvat ma 急流長老
一大 ie 女性 dad 拡張者 iddhi 神通
末盧 Malla マッラ
伊都 ie 女性 toi 意思表示 ito 出発点 マレー語 itoe 終着地
不弥 マレー語 Puo Miaoプオ・カリエン人・ミャオ人
投馬 tuma 自由・自我 マレー語 tuma シラミ(虱)
投馬 tumba 水瓶・壷
狗奴 kuno 犬・狗
「旁国名」
斯馬 SIMOS 低い鼻・サカ人・タタール人sima 戒壇・境界
己百支 Sibullistes 巫女の信者 sibbati 縫う
伊邪 ie 女性 ZEIA 穀物 アラブ語 iar dzib シャチ(鯱)
都支 tothen 「ここから!」 タイ語 to chieng 勇美な長老
弥奴 MIAINO 染める・染料 miyya nu 死を悟る知者
好古都 KOKKOS 穀物・種子
国名 ギリシャ語の原名 パーリ語の原名 マレー語その他の原名
不呼 ミャンマー語 pogoda 仏塔
姐奴 tieres 女性冠 NOOS 良識 tina 茅野
対蘇 tuide 此処こそ sos 汝 タイ語 tua So 老ソ族
蘇奴 SOROS 土器・陶棺 su nu 優れた知者
呼邑 gone 生産 Ias イオニヤ人 go yayu 牛専業
華奴蘇奴ganoo 輝かす SOROS 土器 gana su nu 良知者群
鬼 kie 「進め」 Kuvera 多聞天
為吾 GUION 手先 gone 生産 マレー語 kiong dien カタツムリ、蝋燭
鬼奴 kie 進め NOOS 参謀 Kuvera 多聞天 nu 知者
邪馬 diamao 斬り進む jhama 焼く
躬臣 KION アトラスの柱 DIEMAI 平原 マレー語 kiong dien カタツムリ、蝋燭
巴利 pali 『聖典』=お経
支惟 tieres 鉢巻 ualos 宝石 tidiva 帝釈天
烏奴 ONOS ロバ(驢馬)
奴国 nomas 遊牧民
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感嘆するほど精密な帯方郡使の当て字
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博大学講義録19:30頁
《感嘆するほど精密な帯方郡使の当て字》
「感嘆するほど精密な帯方郡使の当て字」
「為吾」
これはパーリ語でもマレー語でも牛や牧畜を意味する国名になる。
発音を重視すればマレー語の guriangon のほうが有力である。
「躬臣」
パーリ語の「耳環をする人の国」は、ありそうでダメである。
これは国外の人が客観的につけた渾名(あだな)の一種にすぎないが、
旁国の国名は全て自分でつけた名で、もっと主観的な良い名だからである。
そのパーリ語に反してマレー語のほうは、
dien という発音をその通り dien と当て字している。
その国名の内容もその国を代表する産物名で妥当だ。
研究もせずに、古代中国人の書いたものなど
「白髪三千丈式で、記録価値などない」と
広言するような人物がいるが、
この帯方郡使の真摯(しんし)な記録ぶりを知れば、
そんな憶測(おくそく)など情けない限りだ。
「支惟」
これはマレー語の方が無理である。
パーリ語の帝釈天(タイシヤクテン)は、
部下の多聞天など四天王や32天神らを世界に派遣して
「諸国を検察させる」仏法守護神の帝王なのである。
「烏奴」
マレー語では o オ・オオは下・下る・下級。Nu ヌは知者。
しかし自分で「下級知者の国」などと名乗る国はない。
これに近いのはジロロ島(インドネシア)の火山名だけだ。
「奴国」
noma に合う言葉もマレー語系の単語の中にはない。
リストに挙げた Noumea も一見似ているが、
実際にはヌウメアと発音するから、単なる他人のソラ似でしかない。
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2013年1月21日月曜日
「美しい日本」は史実の常識化から
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:22頁
《「美しい日本」は史実の常識化から》
「「美しい日本」は史実の常識化から」
こう解ると、
スサノオの実体がさらに明確に理解できるし、
醜悪に見えたのは史実ではなくて、
神話化に原因があることも解る。
垂仁天皇と卑弥呼の事件が完全に読み取れるのに、
これが欠けていては『魏書倭人章』が読めたとはいえない。
真実の史実は卑弥呼が天照大神としてウバイド以来の
「絶対平和原則を守り通して自殺を選んだ、美しい歴史」だったことが、
明確に浮び上がってくる。
醜悪な印象どころか、
正反対の印象を与える悲劇だったのである。
これが奈良に行くと、卑弥呼だとされる箸墓の主は、
三輪山の大蛇に騙されて箸で恥部を突いて自殺した下司話にされてしまっている。
そこで実際に起こった住民の神=天皇家の事件なら、
こんなにまで内容が暴落することなど絶対にあり得ないし、
奈良は倭王・武=雄略天皇以後の倭国でしかない。
箸墓はその侵入者の先祖を祭る塚に過ぎないから、
そんな下らない話にして、
せめてもの腹癒せにしたのだと、読み取れなくてはいけない。
史実は垂仁天皇が表向きは壹與を女王に政権を握り、
武力国家を作って魏に対抗したのが、
侵略者「神功皇后」として汚点を残したに過ぎない。
世界の人々に、「美しい日本」を印象づけたければ、
全日本人が、こうした事実を常識化しなければならない。
それも迅速でなければならないと思うから、
拙速を顧みず本講をお読み頂いているのである。
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2013年1月20日日曜日
垂仁天皇が化けていたスサノオもある
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:21頁
《垂仁天皇が化けていたスサノオもある》
「垂仁天皇が化けていたスサノオもある」
だが私たちは、
こんな『正史』に疑問をもち、
それが天智天皇の大化の改新によるもので、
唐による侵略を恐れて、
それまでの絶対平和主義の倭国女帝政治を革命し、
その歴史を抹殺した結果、
対唐恫喝用に編纂させたのが『日本書紀』の原本で、
それに不満をもつ分子が、
天武天皇の反革命後に編纂し直したものが『古事記』だったことを確かめた。
『神代紀』は、
伝承を「悪く」寄せ集めた上記のような醜悪なものになってしまったのであって、
8000年の歴史をもつ、
最先進国だったウパイド=倭人女帝国の正史であった訳がない。
すると上記の3貴子以下の記事は、
実は垂仁天皇が
『三国史記』には高句麗王・位宮として記録されている中に、
先帝だった兄の皇后が、
暮夜ひそかに彼を訪れて救いを求めたのに応えたという記事と、
卑弥呼を継いだ女王・壹與が天照大神である事実とを考えると
彼が高句麗から帰って卑弥呼と争った史実の記録だったと判然とする。
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2013年1月19日土曜日
私たちは何をしようとしているのか?
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:20頁
《私たちは何をしようとしているのか?》
「私たちは何をしようとしているのか?」
そうした事実を立証するには、証拠と証明が多いほどいいが、
本講座は学術論文ではなく、講座である。
手法とその効果が解ればすぐ次に進むほうがいい。
また今、
私たちが顔面している問題は、
何のために解ているいのか?
それも確認しないと、
何のために手間ひま・かけているのか解らなくなる。
次のエリヅにとりかかる前に、
私たちは、
本講でいったい?何をしようとしているのか?という
最も重大な問題を手早く確認して、突き進むエネルギーを補給し、
エリヅ以下の史実が、
ささらにその燃料を激しく燃え立たせるほうがいいと思う。
本講の目的は、正確な建国史の解明である。
それは『記・紀』の記事が、
理解し辛くて、在来の解説では世界の人々に、
我々日本人を「悪く」印象づけるからだった。
それは何故?か、」
「人道」という人類共通の常識「法」によって、
世界の知性人が『記・紀』の記事から受ける「印象」を挙げてみると、
それが簡単に理解できると思う。
『日本神話』? が世界の人たちに与える印象は?
『神話』の部分だが、
創世の神々は、幾ら長命だったとしても皆、消えている。
印象は×である。
そんな神に「力」があるか?…×。
それが僅か7代で生まれたのがイサナキ兄妹である。…?。
その兄妹婚を世界の人々はどう思うか…×。
そして生まれたのが3貴子だが、その姉と弟がまた結婚する…×。
しかもその夫婦が天上で争い…×、
夫は追放されて浮浪者になり…×、
戻ってくると姉であり妻である八俣の大蛇と闘って殺す…×。
そして若い娘と再婚する…×。
しかし姉は再生して…?。
孫を他国へ侵入させて領土を広げる…×。
どれを見ても醜悪な印象しか与えない。
《パーリ語辞典》
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2013年1月18日金曜日
鹿児島で濃厚に花開いた「スサ(スーサ)文明」
『Yahoo!天気・災害』
『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録37:19頁
《鹿児島で濃厚に花開いた「スサ(スーサ)文明」》
「鹿児島で濃厚に花開いた「スサ(スーサ)文明」」
『唐書』には我が国が、大国の倭国と小国の日本に分かれている。
と記録しており、
その日本の地勢と環境は、鹿児島県以外にはない条件を、
詳しく書いていて間違えようがない。
一方、ニップルの神・エンヒルはエンの神だから、
すぐエン(役)の行者を連想させる。
役の字の発音はヤクで、屋久もヤク。
その島のある藤摩には愛(エ)の山陵があり、
頴娃(エイ)という地名があり、
頴娃(エイ)も本当はエと発音したという記録がある。
この地方では「ン」が助詞のノなのだから、
古代の鹿児島人には
エンヒルは頴娃(エ)の神か、愛(エ)の神だと解ったのである。
すると我が国には疫(エ)の神という疫病神があり、
疫病神と書けばヤクビョウガミと発音して「屋久」に繋がり、
ヤクは薬を意味して、
薬草の宝庫である事を表わしているから、
疫病神というのは、後世の嫌われ者のことではなく、
疫(えき)病に苦しむ者を救う真実の神を耕していたことも解る。
すると身体の病を治すと同時に心の病も治す「御嶽のぼり」が、
この地方で発生して本州に拡大して行った理由も解る。
大地の神・エンヒルは大地の顔であり頭である山岳に象徴を見出だし、
修験道はスサの故地・フジスタンに名を負う富士山とも複合して、
スサの都市国家群文明が、
我が国で濃厚に花開いた事実を、
今なお多くの名詞群と、それが生み出した文化群を揃えて、
強力に語り、立証し続けているのである。
《パーリ語辞典》
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