2012年10月9日火曜日

パーリ語が解いた角のある神冠の謎



 『特定非営利活動法人森を守る紙の会: NGO-SFP』事務局長:金原政敏
 『Yahoo!天気・災害』 

 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録33:25頁

 《パーリ語が解いた角のある神冠の謎
 「パーリ語が解いた角のある神冠の謎

 パーリ語辞典では、SとHは最後にあって、

 本来のサ行やハ行ではなく、

 他の言語からの借用語だとわかるように分類されて、

 最後の補足部分に付け加えられているのだった。

 そのS中に「singa シンガ 角・小牛」が含まれている。

 さきにお話しした通り、

 本来のパーリ語では、S(サ行)は「C」だったから、

 これは「cinga チンガ」で、

 古沖縄語では「チヌガ」になる。

 『日本書紀』の垂仁天皇の項に書かれた

 角我阿羅斯等は、古代ペルシャの神・ツルカルニンを、

 「ツ→チ、ル→ヌ、カル→ガアル。ニン=人→シト」と訛っていることが判り、

 間違いなく、その当て字だと確認できているし、

 ツルカに当てた角我が敦賀(つるが)で、

 この文字をわぎわざ「ツルガ」と発音していることが、

 それがツルカルニン以外に語源がないことを、強く立証している。

 このツルカルニンの神名を名乗った最有名人は、

 アレクサンドロス大王である。

 彼は東征の第一歩で古代ペルシャ帝国を併合した後、

 自分を神格化して、

 この名を称号に加え、

 王冠に当たるももとして頭に2本の角をつけ、

 コインにまで彫刻させた。

 ツルカルニンは「ギリシャ+ペルシャ帝国の大王」を

 意味する正式の称号=名乗りだったのである。

 そのコインは通貨というより、

 神体に相当するものなのだと考えることが必要である。

 《パーリ語辞典
 「パーリ語辞典

 『参考』
 『言語復原史学会:Web』
 『言語復原史学会:画像』 
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