2012年7月25日水曜日

不完全説は功績ではなく「悪事」



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録31:5頁

 《不完全説は功績ではなく「悪事」

 「不完全説は功績ではなく「悪事」

 この日本列島からか中国からか?という

 ルートの問題は「方向」だけで明確に定義できる。

 では何が証拠になるか?。

 殷と稲敷のどちらかを決定する動かぬ証拠をご覧に入れよう。

 それはワシントンにあるフリア美術館にある

 殷の青銅器、「人面盉(か)」と、

 兵庫県西宮市にある辰馬資料館蔵の縄文土器の

 「人面注口器」である。

 この2つは素材も出土地も異なっているのに、

 その外観も、

 構成部分の姿も、

 模様や形や横能も、

 全く同じといっていいものが多数あり、

 同じ信仰をもつ同族が作って、

 祭祀に用いた器具だったことが判っている。

 それが全然別の研究でも明らかになる。

 殷墟と稲敷郡との間に実在する測量遺跡「霊ライン」の存在でも

 「殷人と稲敷人」が同じ種族の人々だったことが確認できている。

 ではこの2か所に分かれた人々は、

 どちらからどちらへ移動したのか?。

 それを決定するのはどちらが古く、

 どちらが新しいか?という点だけである。

 同じ種族が縄文土器しかもっていなかった時代と、

 高度の美術品に育った立派な青銅器をもつ時代とでは、

 縄文土器の方が古いに決まっている。

 それは年代測定によって、

 さらに不動の証拠になっている。

 これで縄文時代に稲敷にいた人が中国に渡って殷人の

 『商帝国』を樹立したことが明瞭に立証されて疑う余地は残らない。

 Ⅹ氏の努力は全くマイナスであり、

 史実と学問を破壊する『悪事』でしかないのである。

 『参考』
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 『言語復原史学会:画像』 
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