『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:24頁
それを立証するものは幾らでもある。
縄文土器と呼べるものはシベリヤにも僅かにあるが、
その大文化圏は日本列島である。
それは世界にも例をみない複雑怪奇な火炎文土器に発達し、
世界の土器文化の頂点に立つが、
同じ思想と技法で古代銅器文化の頂点に立っのが殷の青銅器なのである。
それがなぜか?を教えているのが
「殷人は東夷から起こった」という中国の古代伝承である。
『史記』の『殷本紀』も高祖王は亥(猪)という名だと書いているから、
初代から干支名を名乗っていたことがわかる。
初期の殷人は東方の草原地帯で牧畜をしつつ黄河流域に移動して来たとも書いてある。
中国人は大量の古代伝承を残している。
夏・殷のものは『山海経』的な怪談が多いが、
事実は事実として後世に伝えている。
殷の青銅器中で注目を要するのは
「刀子(とうす)」と呼ばれる小刀である。
これは鎌で、
日本刀とは逆に刃のほうに曲っているので印象的である。
この独特の形をした青銅の刀子が山形県三崎山からも出土し、
シベリヤのカラスクでも青銅製のものが見つかっている。
そしてその祖型といって間違いないよく似た石刀が青森県亀ガ岡から出土して、
私の殷人移動説の根拠の1つになっている。
「図説」
青森県亀ガ岡の石刀・山形県三崎山の青銅刀子・殷墟出土の青銅刀子」
殷人移動説の根拠
史記の殷本紀
史記の殷本紀
山海経
山海経
刀子(とうす)
刀子(とうす)
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