『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:23頁
しかし大学院講義録18号でご覧に入れた『干支圏』研究がなければ、
日本語がウラル…アルタイ語文法だという比較言語学の定説は、
日本人の言語を支配するほどの強力な勢力が、
ウラル…アルタイ地方から日本列島へやって来て、
支配し続けた結果だと思わせても無理はない。
しかし江上説のように5世紀に日本列島へ侵入して大和朝廷を造った勢力
《私たちの研究では、いま主題に取り上げている『倭の五王政権』》が、
そのウラル…アルタイ語を話していたであろう『北方騎馬民族』だ。
果たして、それ以前に日本列島全域に分布していた言語を、
この政権が完全に抹殺して、入れ替えることができたであろうか?。
今の日本語は発音やアクセントには地域差が大きいが、
その語順=文法はすべてウラル…アルタイ語である。
しかし1872年明治政府が学制をしいて、
津々浦々にまで義務教育を課し、
標準語を教え続けて130年以上経っても、
日常語は古い土着語だ。
ましてやそんな問題に無関心な5世紀の政権が、
列島全域にウラル…アルタイ語を教えることなどありえない。
さらに5~7世紀の朝廷は関東以北には無力だった。
なのにそこもウラル…アルタイ語圏なのだ。
だからウラル…アルタイ語は五王とは無関係で、
太古から東アジヤに広く濃厚に分布していた言語だ。
それをウラル…アルタイ語と呼ぶから、
そんな幼稚な想像説が生まれたのだ。
北方騎馬民族
北方騎馬民族
ウラル…アルタイ
ウラル…アルタイ
倭の五王政権
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