2011年5月14日土曜日

ゴビ砂漠は大『干支圏』が生んだ名詞

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:21頁

そのさらに東南にアラル海を挟んでジュサルイがある。

これも従・獲・王だ。

その南南東にあるはずの「未」はどだが、

その位置にビルジャンド(未の邪馬(ビルジャム)の土地)がある。

しかしここはバルハシ湖の北岸で、

その東南東は中国領になってしまうが、

そこにウルムチ・鳥魯木斉(ウルムチ)がある。

ウルは大国(ウル)だから大国(ウマ)、ムチは貴で王。

干支の午(ウマ)に合っている。

だがロシヤから中国に入っているのは、

何となく変な気がする方もあるかと思う。

しかしロシヤがこの辺りを領土にしたのは、

16世紀から18世紀にかけてであるから、

『干支圏』は今の国境には関わりはない。

その地名は古代からのもので、ただロシヤ語の発音になったり、

何か付加されたりしているだけである。

このことの最も強力な証拠は、蒙古のゴビ砂漠だ。

ゴは午、ビは未で真南と南南西である。

北は当然ロシヤ領になければならない。

というより、

蒙古はその南端部だけを引き受けているのであって、

大半の干支は国外にある。

それは確かにシベリヤー帯に、時代を異にしたものが、びっしりと分布しているのを見た。

というより、本講ではその全てを見ていく余裕はなく大半を省略したが、

それでも多過ぎるほどのものが現存していることを確認できた。

これまで、この干支名と地名との照合ぶりをご覧になって、

何となく半信半疑だった方も、これで、はっきりご納得戴けたと思う。

干支圏
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