『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:32頁
言語復原史学会・隅田真也
⑥ 中央集権の為の国史編集という大枠は、当然その執筆者Ⅹも、よく心得ていた。
それは彼が書いた
「歩驟は各々異なり 文質また同じからずと雖も」という、
実に短い言葉でうまく表現している。
時を余り隔てることなく、
ほとんど同時期にできた『日本書紀』と『古事記』だが、
それには大きな違いがある。
と指摘しているのである。
それは在来いわれてきた『日本書紀』は漢文体、
『古事記』は音訓混用体といった違いも確かにあるが、
そんな小さいことよりも、
天皇、国家、政治、道徳、信仰といった根本的なものの違いが問題だと、
それとなく指摘して、衰えた教えを再興しましょうと、
むしろ天武天皇に教えている。
これは正五位の小役人に過ぎなかった太安萬侶ごときに書ける内容ではない。
⑦ では、この執筆者Ⅹとは一体?誰だったのか?…。
幸い私はそれを徹底的に追及して、突き止めることができた。
その名をここでお話しすることは簡単だが、それでは在来の学者と同じである。
本学の傑出している点は、
答が絶対に変わらないところまで徹底し、
後に僅かな疑問も残さない不動の史実を、
立体的に構築するところにある。
ところが私はいま、
与えられた紙数をすでに超えている。
本講のご都合にあわせて、次の機会に寄稿させて裁くことにするしかない。
その節は是非ご笑覧戴きたい。
日本書紀
日本書紀
古事記
古事記
太安萬侶
太安萬侶
天武天皇
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