『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:25頁
この小さな刀子が、これまで見てきた干支圏が何だったか?。
実に強力に見事に証明して見せてくれているのである。
この刀子の祖型は何か?。
亀ガ岡の石刀よりも遥かに古い縄文草創期に、
新潟県小瀬ケ沢や同県本ノ木などから、
小指ほどの細くて薄い石材を、
さらに両面を細かく剥離して、
まるで小刀のように刃をつけたものを、
木の枝や骨に彫った溝にはめ込んで、
手頃なナイフとして使う「植刃」が出土している。
また小瀬ケ沢では、その刃先を尖らせたような形の「石錐」も出土している。
これらが後の唐製石器の石刀になり、刀子になるのは容易である。
さらに「植刃」以前の無土器文化=石器時代に、
シベリヤと共通牲の多い細石器文化が、
九州から北海道に至るまで、広く分布している。
シベリヤとの交流は新石器時代からのものなのだ。
だから『干支圏』は後世の文化でも、人の交流の歴史は永い。
常にシベリヤから日本列島へ一方的に移ってきたわけではない。
それを知らずに発掘先進国の業績に眠が眩んで、
常に「シベリヤから○○期の××石器がはいってきて…」と解説してきたために、
前記のウラル…アルタイ語と同じ間違いを押しつけた学者?が続出して、
『干支圏』の実在とその歴史の真相を見抜く眼を育てることを妨げ続けてきたのである。
恐ろしいことだ。
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