『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録15:20頁
反正、雄略両帝の皇后妃皇子女。
橘姫皇女、
都怒郎女皇后、
都火良郎女、
財郎女、
韓姫が示している名乗りの地域は
南九州の種子島から姐奴国であり、
吐葛嗽列島と宝島で、
姶良郡までの九州最南端部の地名で
占められていることは、
もう熟知して頂いていることである。
そのうちでも最後の「韓=姶良」は、
特に大きな問題を一度に氷解する絶大の地名なのだ。
この姶良は今も鹿児島県の郡の名として使われている地名である。
そこには卑弥呼の都と突き止めた遺跡、
姫木山と姫城、鹿児島神宮などがある。
卑弥呼の語源はバーリ語の「愛」。
それがマレー語のカシーに変わったのが、
神功皇后の香椎廟の香椎で、
その当て字の1つが観世音(カシイン)でもあった。
それが雄略天皇=神武天皇の即位地・橿原にもついている。
その雄略天皇の皇居があった
長谷には今、観世音が祀られている。
こうみてくると出発点から長谷まで一貫しているのは「愛」である。
だとすれば「アイラ」という発音の姶良の真意は
「愛国(ラ)」だったことが確認できる。
愛はペマカで卑弥呼。
彼女が居たからアイラの名が今なお伝承されているのである。
ところが奈良県では雄略天皇の即位地が橿原でしかない。
それも確かに「愛」には違いないが、
卑弥呼のはるか子孫だと証言しているだけである。
ところがこの愛の系列は、
まだまだ続いていて、
我が国古代史の枢軸を形成している。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
歴史学講座『創世』
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ウワイト
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