『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録14:31頁
真実の我が国の歴史は、
はるか紀元前に国家をつくり、
のちに百済(ホセイ)という当て字をもった
ギリシャ文明の先端が、
ソナカの仏教文明と複合して築き上げた高度文明国家で、
その高さは古墳文化などが、
出土品だけでなく様々のファクターで、
次々に実証し続けている。
その百済国は、移動とともに発音が変わり、
ホーライ⇒ホーレイ⇒ホゼイ⇒ボセイ⇒フジィ⇒ハツセイ
⇒ハツセ⇒ハセ⇒オオスミ⇒ウースン
⇒ホヅミ⇒モズミ⇒マヅミ⇒マヅメ⇒マツラ
⇒クダラ⇒モモダリ⇒パクチェなどと変化した。
この建国期の史実も知らずに、
百済とはクダラと読むとしか知らない連中が、
それを半島の独立国、
皇室とは無関係な外国だと信じて、
教えつづけてきたという無茶苦茶な国が、
私たちの現代日本だったのである。
しかしこの発音を写した
穂積皇子や伯瀬部皇女の名乗りは
『萬葉集』にまで並んでいて、
皇室の由来が、
消えることなく伝えられ続けているのを、
見ることができる。
その穂積皇子の歌は
「降る雪は
劇(あは)には降りそ
吉隠(よなばり)の
猪飼(いかい)の丘の寒からましに」
だ。
ヨナバリ=与那の巴利=ギリシャ人の都の名も見える。
柿本人麿の高市皇子への弔歌には、
「言(こと)さへぐ百済(ほづみ)の原ゆ
神葬(はふ)り」という一節がある。
神社や陵は、
神=貴人を祭ってあるのであって、
伊弉諾神宮でも八幡宮でも、
架空の神話の空想の産物を迷信しているのではない。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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歴史学講座『創世』
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