2011年1月26日水曜日

恥かしい建国史の現状。左右の論争は史実復元後に

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録15:16頁

もうお解りのように、

混乱はイザナギといった世襲の名乗りのせいだったのである。

ロングセラーズの本では証明不足だった部分が、

いま「イザナギ問題」が解決したことによって、

こんなに明確に結論できるようになった。

そしてさらに『記・紀』の編集者たちが、

なぜ?

混乱した神武天皇記事を書いたかも同時にわかった。

同じ名乗りの世襲が、

よく似た事件と重なって、

それを同じものと錯覚して繋ぎ合わせたのである。

それを見抜いて分析し、

真実の歴史に復元するには、

面倒でも、

これまでご覧頂いてきた系譜の比較や発音の特定、

地域の同定、事件の精密検討などで、

生物のDNAを鑑定するような作業が必要なのだ。

ご覧のように数人にみえる名乗りが、

実は同一人物のものだと証明することが欠かせない。

それは名乗りが分裂しているために、

一人の名乗りのイザナギと五瀬の命が別人にみえたり、

世襲で幾人もいるイザナギや五瀬の命が、

一人に見えたりしているからである。

だから在来の、

同一人物が幾人もの別人だとしたままの解釈や、

多数の別人を一人の神武天皇にしたままでは真実は見えない。

そんなものを

「神聖な歴史だ」

「いやウソの歴史だ」と論争しても無駄なだけでなく、

私たちや可愛いい子供達の未来を大きく誤らせる。

一日も早く真実の歴史に訂正してから、

改めて右翼と左翼が、

正しく論争することを望む。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
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