『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録14:27頁
それは不思議でもなんでもない。
その人たちはギリシャ系で、
漢字については何の知識もなかったから、
漢字もアルファベットのような「音標文字」だと思っていた。
だから本来の漢字の発音とは無関係に、
適当な発音で読む習慣をもっていた。
それは今でも続いている。
あなたもそれを不思議とは思わずに、
飛鳥と書いてあるものをアスカと読み、
春日と書いてあるのをカスガと読み、
大和と書いてあるのをヤマトと読んでいらっしゃる。
しかしよくよく考えてみれば、
飛鳥はヒチョウという漢字で、
なぜアスカと読むのか不明だし、
トブトリと読むのも私たちの勝手な読み方で、
日本語を知らない中国人にはできない。
これと全く同じことが
「百済」という漢字の上にも起こって、
百をフやホやボと読み、
済をセイと読み、
人をドンと読んだのである。
それは人を呼ぶのに、
敬称として「ドン」と呼ぶ
南九州人が使った名詞だったこともすぐわかるし、
サイという発音の「済」をセイと読むことでも、
それが薩摩訛りだとわかるからである。
だから百済人をボセイドンに当てたのは、
薩摩人であり、
彼らが台湾から沖縄経由で来た
ギリシャ人の子孫だった、とわかるのである。
今も鹿児島県には、
アレクサンドロスを想わせる力士の寺尾や、
俳優の榎木孝明のような、
ギリシャ系の容貌とスタイルをもった人が多い。
そのDNAの濃さも重要な証拠である。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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