2010年12月11日土曜日

サ行変化の視点からみた伊弉諾のいろいろ

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録13:31頁

この魚名には、もう一つ「イシナギ」というのもある。

「石ナ王」だからイザナギだとすぐわかる。

この魚はハタ科の深海魚で同じ科のスズキに似て口が大きく燐が細かい。

一般には余り見かけない魚だから、

珍しい高級魚という意味で、

貴族の名がつけられたのである。

体長約1mになるから大きい方だが、

鯨に比べるとはるかに小さい。

その色が黒いので、鯨の子供、

または没落後の王といった意味で、

つけられた名前だったとわかる。

これでイサナギ、イシナギ、イゼナ、イソノカミと、

サ行変化の跡がわかった。

イソナギはないが伊勢神宮の内宮を「イソのミヤ=磯の宮」という。

「磯邊さん」は単に海岸に住む人というだけの姓ではなかったのである。

しかし「イス」はないのだろうか?。

「石動」と書いてイスルギと読む神名と姓と地名が能登にある。

平群はへグニをへグリと発音し、

鹿児島には新納と書いてニイロと発音する姓がある。

ナ行のニ・ノがラ行のり・ロになる。

これだとイスルギは「イスヌギ」。

石ヌ王は、やはり伊弉諾だったとわかる。

これは石川県確登半島の七尾と羽咋(はくい)の中間にある

石動山頂にある式内杜・伊頚流伎比古神社の祭神・イスルギヒコの命で、

能登一の宮の気多大社の縁起には、

この命は天から降った動字石から生まれたが

大己貴命に政権を譲った。

それが気多大社の起こりだとある。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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