『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録13:23頁
これで明石とは「赤の石」だと明瞭にわかる。
赤は南のこと、石は伊勢だから、
明石とは「南の伊勢」という名なのである。
石にはまた磁石・磐石などの「シャク、ジャク」という発音がある。
だから赤を「朱」と書き、
ジャクを「雀」と書いて「南」を現わしたものが、
我が国で「四神」と呼ばれてきた中にある。
それもこのように明石・赤石と、全く同じ意味なのである。
それは「南の伊勢」を意味しているのだ。
さらについでにお話しすると、
明石の西にある義士で有名な赤穂も、穂は「スイ」だから、
「アカスイ=アカシ」で、もとは同じ地名。
それが移動して別の2つの地名になったもの。
伊勢の大神は天照大御神。
卑弥呼である。
すると播磨の首都・姫路の名も、
卑弥呼と無関係ではないことが読み取れる。
卑弥呼はその鬼道=観世音信仰で
「姫溝様(ヒメコサア)」の名を、
現在まで大隅に残し、
「姫木」の地名と山名を残したが、
これも「ヒメコ」と発音するのが正しい。
だから巴利国(ハリマ)の名をそのまま残す
播磨の首都・姫路は、本来は「姫児」で、
ヒメコだったものが、
いっかヒメジと読み替えられてしまったとわかる。
姫路は大隅の姫木から移動してきた人々が、
新天地に名付けた卑弥呼の名を、
今に伝えている遺跡なのである。
同市の小川亮一正会員のご研究によれば、
同市周辺には神功皇后関連の伝承と遺跡が充満している。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
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ウワイト
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