2010年10月23日土曜日

応神妃の髪長媛たちは皮革衣料の持ち主

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録12:4頁

そのフトマワカを右から読むと「カワマトフ」になる。

またホムタマワカのカワマタムホは、

当て字の「陀」を本都別の「都」に換えると、

加和麻都品になるから、

品を草書で書いたものが「不」の字と紛らわしいから、

それに置き換えると「加和麻都不=カワマトフ」になる。

ところがこのカワマトフは無意味な名ではない。

『倭人章』のある『魏書東夷韓章』には

「州胡が馬韓の西海中の大島にいるが、その人々はやや短小、

みな頭をそり鮮卑のようで革を衣る。好く牛猪を養う」

と皮革を着ていたことを記録している。

ご存じの通り馬韓は朝鮮半島の南西部であり、

その西にある大島は済州島だが、

拡大して考えれば九州北西部の松浦も馬津国(マツラ)で、

やはり馬韓と同じ人種圏を意味し、

その東南の大島は五島列島で、

『肥前国風土記』には

値嘉(チカ)島=小値賀島=五島列島に牛馬を多数飼っている

言語風俗の異なった海人族がいたと書いてあるから、

「ゴトウ」とは「牛島」だとわかるし

馬韓が日本語圏だったことは

加治木義博著『卑弥呼を攻めた神武天皇』でも立証済みだ。

そして今主題の応神天皇の、

日向の髪長媛妃の一族は、

角のついた鹿皮の衣服を着ていたと

『日本書紀』にある。

「カワマトフ」とは

「皮を纏(まと)う=皮製の服を着た」人たちという意味で、

古代の我が国に、

皮革を衣服にしていた人たちがいたのは、疑いのない事実である。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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