『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録11:19頁
こうして<ヨナ>という日本語の起源がわかり、
夜食国が単なる神話やおとぎ話だけの架空の国ではなく、
今も実在する島のことであり、
それらはギリシャ語と、パーリ語と、マレー語の実在と、
それらの言葉を話す人々の居住と文化の伝播を、
証言していることがわかったが、
そればかりではない、そこを冥界とする思想が、
当時の日本に仏教が実在したことと、
その説話をもつ人々、
すなわち『記・紀』を
自らの歴史として公表した天皇家とその政権の信仰が、
その仏教だったことを、幾重にも重複して明確に立証しているのである。
このことは、さらに重要な証言になっている。
それはそれは明かに仏教徒の支配権を握るためが
その冥界の支配者になりたいと強要した事実を
記録しているが、
この<スサノオ>は山上王位宮・垂仁天皇と<本牟智和気>である。
彼らは何のために
<卑弥呼政権>と戦い、<邪馬壹国政権>を樹立したか?。
それは明かに仏教徒の支配権を握るためで、
それがこれで明確にわかると同時に、
彼の宗教が仏教だったことが、より明確に証明された。
このことはその跡を継いだ応神天皇が、
八幡大菩薩という仏教名や古
墳に建てた九輪塔などで証明されてはいたが、
ここでさらに動かない証言の数々を加えたからである。
だから<壹與>を始祖とする新羅の語源は、
卑弥呼の仏教に比べて、
より戒律(シーラ)の厳しい<シーラバッガ仏教>だったことが、
決定的に確認できる。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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