2010年10月8日金曜日

建国時代の天皇家とその政権の信仰は仏教

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録11:19頁

こうして<ヨナ>という日本語の起源がわかり、

夜食国が単なる神話やおとぎ話だけの架空の国ではなく、

今も実在する島のことであり、

それらはギリシャ語と、パーリ語と、マレー語の実在と、

それらの言葉を話す人々の居住と文化の伝播を、

証言していることがわかったが、

そればかりではない、そこを冥界とする思想が、

当時の日本に仏教が実在したことと、

その説話をもつ人々、

すなわち『記・紀』を

自らの歴史として公表した天皇家とその政権の信仰が、

その仏教だったことを、幾重にも重複して明確に立証しているのである。

このことは、さらに重要な証言になっている。

それはそれは明かに仏教徒の支配権を握るためが

その冥界の支配者になりたいと強要した事実を

記録しているが、

この<スサノオ>は山上王位宮・垂仁天皇と<本牟智和気>である。

彼らは何のために

<卑弥呼政権>と戦い、<邪馬壹国政権>を樹立したか?。

それは明かに仏教徒の支配権を握るためで、

それがこれで明確にわかると同時に、

彼の宗教が仏教だったことが、より明確に証明された。

このことはその跡を継いだ応神天皇が、

八幡大菩薩という仏教名や古

墳に建てた九輪塔などで証明されてはいたが、

ここでさらに動かない証言の数々を加えたからである。

だから<壹與>を始祖とする新羅の語源は、

卑弥呼の仏教に比べて、

より戒律(シーラ)の厳しい<シーラバッガ仏教>だったことが、

決定的に確認できる。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
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