2010年10月5日火曜日

パーリ語のヨーナはなぜ?ギリシャ人のことか?

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録11:16頁

それは西方の大文明が大量に入っていた事実など、

想像する能力さえない証拠なのである。

世人に一流の知性人と尊敬されている

「大学教授」の肩書きをもつ人々でさえ、

そんな有様では、一般の国民はなおのこと、

古代日本にギリシャ人やパーリ語を話す人々が

来ていたと信じられなくても当然としか言いようがないが、

それらの人々にも納得のいくように、

まず日本列島の中に、はっきり残っている、

ギリシャ語圏の移動拡大から跡づけてみよう。

パーリ語で「ヨーナ」はギリシャ人のこと。

その本当の意味はイオニヤというギリシャ語が

「イオン=行く・移る・拓(ひら)く。イァ・ヤ=国・土地」で、

「開拓者の国=移住者の国」を意味することからイオニヤンと

自称していたギリシャから来た人々を、

インドのシヤカ人やマガダ国人などパーリ語系の言葉を話す人々は、

『ヨーナ人・ヨーニヤン』と呼んでいた。

この名詞語尾のヤンは静岡県以西で

「○○君」を「○○やん」というのと同形で、

パーリ語が我が国に入ってきて、

使用されていたことを立証している貴重な遺物なのである。

今なら、こんなふうに細かく意味を考えて名詞化するのだが、

当時はそれがギリシャ人を指す唯一の代名詞だったから、

パーリ人たちはヨーナを人種名として使っていたのである。

それが台湾経由で日本列島への取っ掛かりの島に、

今も与那国島として残っているのだ。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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