『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録09:20頁
この<ポントス>は地名としても残っている。
海神にふさわしく、
四面海に囲まれた天草(熊本県)最大の都市、<本渡市>である。
この天草には<栖本(すもと)町>があり、
その対岸に<津奈木>があって、
淡路島との血縁が深いことを先にお話ししたが、
倭の五王出自歴史と勢力圏が、
これで一層、イメージアップしたはずである。
ついでにいえば、
これまでみてきた南島海域から
南九州、天草、大分、愛媛から香川、徳島、
そして淡路島には古代ギリシャから承けついだ
南欧型の容貌の持主が多い。
二千年の歳月は大きく混血を進めたが、
やはり隔世遺伝したDNAが見事な形で今なお現れるのである。
それが古代のグローバル化の生きた
証拠であるということはいうまでもない。
それが今、日本人に大きく役立つときを迎えたのである。
「地図」
熊本県・鹿児島県
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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