2014年3月13日木曜日

絹の産地(2) 

 
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:542頁

 第十章 天毒とセリカ

 絹の産地(2) 

 (1)書経「禹貢」

  (a)兗(えん)州

   桑の土は既に蠶し(略)。
 
  厥(そ)の貢は漆絲なり。

  厥(そ)の篚は織文なり。

  (通釈)桑を植えるに適した土地ではすでに養蚕が始まり(略)。

  その貢は漆と生糸とである。

  その篚(おくりもの)は織文(あやおり)である。

   兗州は渤海湾に面する山東半島の付け根から北方、

  現在の山東省北部から河北省の辺りである。

  貢も篚もまた天朝に納める租税品の意味である。

  絲(し)は生糸(絹糸)を表わす。

  (b)青洲

   岱(たい)の畎(けん)は絲・枲・鉱・怪石なり。(略)

  厥(そ)の篚は厴(えん)絲なり。

  (通釈)岱山の谷からは生糸、麻、鉛、松、怪石を〔出す〕。

  (略)その篚は山繭の糸である。

   青洲山東半島を含み西方は岱山まで、

  現在の山東省の内である。

 《Key Word》
 兗州

 渤海湾

 山東半島

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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