2014年3月2日日曜日

漢書の海洋交易網(3)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 旧約聖書「創世記」:牛角と祝祭・その民族系譜:529頁

 第十章 天毒とセリカ

 漢書の海洋交易網(3)

  その州は広大で人々も多く珍しい物が多い。

  武帝時代より、何れも貢物を携えて来見した。

  訳長がいて黄門に属し、募集に応じた者とともに船出して

  明珠、辟流離、宝石や珍奇な品物を構わんと、

  黄金と様々な絹織物を持参して赴いた。

  行く先々の国々では、食事に女性がはべり、

  蛮夷の商業がリレー式に選んでくれる。

  だが、取引の利益をめぐって、

  剽掠(かすめ)とられたり、殺されこともあり、

  風波に悩まされて溺死したりする。

  さもなくば数年たって帰国し、周囲に二寸もある珠国を

  もちきたる。

  平帝の元始年間、王莽が政権を握り、

  その威徳を輝きやそうと黄支国に莫大な贈物を持たせ、

  生きた犀を献上するよう使者を遣わした。

  黄支から船で八ヶ月ほどで皮宗に到着し、

  さらに海路二ヶ月で日南、象林地方に到着するといわれる。

  黄支の南に巳程不国があるが、漢の訳使はそこで引き返す。

 《参考》

 •「漢書」地理志(1世紀)
  日南(ベトナム中部)~黄支国(南インドのコーチン)へ至る
  通商路が記されている

 「漢書」地理誌(1世紀)
  日南、障塞の徐聞・合浦より船行すること
  五月ばかりにして都元国有り。
  又、船行すること四月にして邑盧没国有り。
  又、船行すること二十余日にして湛離国有り。
  歩行すること十余日にして夫甘都盧国あり。
  夫甘都盧国より船行すること二月余にして黄支国有り。
  民俗はほぼ珠涯と相類す。
  その州は広大にして戸口は多し。
  異物多し。
  武帝より以来皆献見す。
  訳長有りて黄門に属す。応募する者とともに海に入る。
  (中略)
  蛮夷の賈船、転送してこれを致す。
  亦た、交易に利あらば、人を剽殺す。
  又、風波に逢いて苦しみ、溺死す。
  しからさる者は数年にして来り還る。
 •「漢書」地理誌

  地名の比定
 •日南      :ベトナム北~中部
 •都元国     :不明
 •邑盧没国    :不明
 •湛離国     :チャオプラヤー下流?
 •夫甘都盧国   :テナセリム?
 •黄支国     :南インド

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ
 
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