2014年3月22日土曜日

姑射と偎人(8)


 『Yahoo!天気・災害』
 Matのジオログ

 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:556頁

 第十章 天毒とセリカ

 姑射と偎人(8)

  この情景は明らかに歌垣 con-ci の様子で、

 今でも雲南省の少数民族の重要な祭事である。

  con-ci は「新しい畑」 であるクン・シーを

 祖語としているとみられる。

 かっては揚子江の沿岸地方でも行われていた様子が

 詩経「国風」や「江蘇歳時記」などにみられるが、

 ここでは触れない。

 ただ、現在

 ベトナム、ラオス、カンボジアをコーチシナと総称するが、

 これはかってフランスの植民地に使われた用語でもあるが、

 本来は越族の居住していた南シナ海沿岸の

 交跡(こうち)という漢代の呼称に始まる。

 交跡は「足を交差させる」意味で舞踊を表す。

 第一章で天鈿女命を説明した際に「インドの踊子像」を紹介したが、

 彼女はやはり足を交差させていた。

 この交跡は歌垣を表し、蜀からやってきた倭(粤)族である

 ベトナム人もその伝統を携えて来たのである。

 そして韓半島へ移動した倭人も祭事に歌垣を行ったのである。


 「インドの踊子像」

 
 《Key Word》

 「インドの踊子像」
 「インドの踊子像」

 詩経「国風」
 詩経「国風」
 「江蘇歳時記」
 「江蘇歳時記」

 歌垣
 歌垣
 歌垣

 交跡(こうち)焼
 江蘇省蘇州市で日本の夏祭りが開催

 「インドの踊子像」


 『参考』
 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 

  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部



 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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