2014年3月19日水曜日

姑射と偎人(3)


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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:551頁

 第十章 天毒とセリカ

 姑射と偎人(3)

  長崎県対馬郡厳原町の西南端に豆酘(つつ)地区があり、

 そこでは今でも赤米をを神格として祝っているが、

 その地名「つつ」は「ウルチ赤米」である

 「チェシャ」と祖語を同じくするものである。

 多久頭魂神社(たくずだまじんじゃ)、

 高御魂(たかみむすび)神社がその鎮守社で、

 後者が神田の大明神と称されるように神田があり、

 年々「下肥を入れない清浄な田圃である神田」で

 採れた赤米を頭屋制により守り、

 旧正月の十日の夜頭屋から次の年の頭屋へ赤米の入った俵を

 渡す神事が行われている。

 このことにより古来の種の保存が続けられ、

 祀られているのである。

 「チェ」が米の語義である。

  赤米はインディカ型の米で、日本では近世の末まで

 西日本に多く栽培されていた。

 嵐嘉一「日本赤米考」によると、

 特に九州の南部、

 四国の南部、

 紀伊半島の南西部に多く見られた。

 また韓半島においても

 1930年の調査では半島の南部、

 特に洛東江の本支流域にその残存が多く、

 白米に混入する場合が多かったという。
 
 《Key Word》

 嵐嘉一「日本赤米考」
 赤米
 赤米
 ウルチ赤米
 インディカ型の米

 多久頭魂神社

 高御魂(たかみむすび)神社

 長崎県対馬郡厳原町

 頭屋

 洛東江の本支流域

 『参考』
 前人未到の道を行く - 邪馬台国・奇跡の解法 - Gooブログ
 古代史獺祭


 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている) 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ

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