2014年3月15日土曜日

絹の産地(3)

 
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 創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―

 著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦

 執筆時期:1999~2000年

 牛角と祝祭・その民族系譜:543頁

 第十章 天毒とセリカ

 絹の産地(3) 

 (1)書経「禹貢」

  (c)徐州

   厥(そ)の篚は玄繊絹なり。

  (通釈)篚は黒色の細かい繒(そう)である。

   徐州とは青洲の南淮河までで、

  現在の山東省南部、江蘇省、安徽省の北部を指す。

  「玄」は黒青色、繊は「細」、縞は「繪」という。

  繪は帛(絹布の総称)で、三星堆遺蹟の祝祭においては

  燔祭にされる玉帛の「帛」と同義で

  「丹書(朱書き)して神を祠る(きぬぬの)」を意味した。

  ここでは単に黒青色の細糸の帛である。

  (d)揚州

   厥(そ)の篚は織貝なり。

  (通釈)その篚は綿織である。

   揚州とは呉越の地で揚子江の南、太湖と會稽の地である。

  貝は錦の名で、この地で織られる錦を貝と言ったもの。

 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
 (アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
 
  
 牛頭を象った神社建築の棟飾部


 『参考』
 Tell Arpachiyah (Iraq) 
 Tell Arpachiyah (Iraq)     
 ハラフ期の土器について
 アルパチア遺跡出土の碗形土器

 ハブール川
 ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
 ARPACHIYAH 1976
 高床式神殿
 牛頭を象った神社建築の棟飾部
 神社のルーツ
 鳥居のルーツ
 

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