2011年11月12日土曜日

仲哀天皇を殺した熊襲は高天原の皇祖


 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録22:14頁

 《仲哀天皇を殺した熊襲は高天原の皇祖
 《仲哀天皇を殺した熊襲は高天原の皇祖

  ソナカは仲哀天皇だから熊襲に殺された。

   稚彦を殺した高皇産霊の尊は、

   『古事記』では高木の神ともいうと書かれているし、

   高天原の主である。

   <高天>は<クマ>への当て字だったから、

   <高皇>も<高木>も<タカコッ>への当て字。

   <高国>・<タカコク>のこと。

   これは<クマ>とも読む国名である。

   そして高木の神も天照大神も皇祖と呼ばれている。

   こうみてくると<クマソ>とは本来は<高国の皇祖>のことだったのである。

   <天稚彦>はどう検討しても、間違いなく仲哀天皇である。

  これにはさらにオマケがついている。

   彼の死後の話として<味耜高彦根>(アジスキタカヒコネ)が登場する。

   この名は『古事記』では<阿遅志貴高日子根>と当て字 してある。

   これを別字にすると<阿爾鉏高日子根>ができる。

   なぜそんなことをするかというと、

   これなら<阿><ア><爾><レ><鉏><キ><高><サン><日><サン><子><サン>

   <根><タラス>=<アレキサンドルス>という名が、

   明瞭に浮かびあがると、本講でも他の著書でもお話しした。

   しかしそれと<ソナカ>とどんな関係があるか?

   ということになる。

   お気づきと思うが、これにも、

   先に見た垂仁紀の記事に答があるのである。
 
 ⑨ 垂仁天皇の2年の記事には、

   <ソナカ>の名は<都怒我阿羅斯等>(ツヌガアラシト)、

   別名を<于斯岐阿利叱智干岐>(ウシキアリシチカンキ)というとあった。

   この<都怒我阿羅斯等>という当て字は、

   そのままでも「角が有る人」と聞こえる。

   しかし本当は日本語ではない。


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