2011年11月1日火曜日

国民を不幸にし続けてきた倒錯した「建国紀元」観



 『出典』言語復原史学会加治木義博大学院講義録22:3頁

 《国民を不幸にし続けてきた倒錯した「建国紀元」観


 大学院講義録21で、

 過去に「皇紀」と呼ばれていた神武紀元が、どういうものだったか、

 初めて明かに理解することができた。

 戦前はそれを理由もなく自賛の材料にして、世界敵視、

 孤立滅亡への奈落に国民をおとしいれたし、

 戦後はそれを無知な先祖の出鱈目さの証拠だとして、

 国民を自暴自棄に導く、左翼あるいは自由主義者らの、

 強力な自虐論拠にされてきた。

 その背景に、国粋主義者とされてきた

 本居宣長の『日本書紀』罵倒=『讖緯説』があったことは何とも皮肉の限りである。

 彼を本居神社に祭りあげたのが右翼「皇紀」礼讃者たち、

 彼の『日本書紀』非難に同調したのが左翼・自由指導者たち。

 どちらもまるで反対のことを実行して、そのオカシさに全然気づいていない。

 またこのことを指摘した学者も存在しない。

 在来の我が国の指導者?らは、

 こんな程度の知識と知性しか持っていなかったのである。

 しかし私たちは、私たちの先祖が初めて国家体制を整えて、

 『国家』という意識を明確にもったのはいつだったかという

 最も重要な文化発展段階を、確実にとらえることができた。

 またそれを『日本書紀』が紀元前660年だとした根拠まで、

 完全に正確に知ることができた。

 在来の『日本書紀』に対する疑惑と不信感の最大のものが、

 これで完全に一つ払拭された。

 しかし「『日本書紀』は全面的に信頼できる文献だ」というには、まだ程遠い。


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