2011年4月28日木曜日

総崩れになった「根の国=冥途」の定説

 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録18:4頁
 言語復原史学会
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 スサノオの尊は「根の国に行きたい!」と泣き叫び、

 天皇の名乗りにも「根子」がついたものが多数みられる。

 根はネで、沖縄発音ではニだから、

 それはニルヤ=ニルバーナ(涅槃=ねはん)であり、

 ニライ・カナイと呼ばれてきた西方浄土のことであろう。

 というのがこれまでの、ほぼ定説だった。

 それはスサノオの尊が「母の国へ行きたい」と言って泣き、

 その母はすでに冥界の人であって、

 その根の国とは冥界のことだとする定説もあったからである。

 だが皆さんは、今からそれらの定説が完全にくつがえり、

 消滅してしまうのをご覧になる。

 なぜなら「根」が冥界なら「黄泉の国」で、そこは都そのものであり、

 そんな西方のはるか彼方にある国ではないし、

 不気味な死者の世界へ行きたがる子供もいない。

 それにも増して当時の大政治圏に君臨していた天皇たちが、

 冥途の意味で「根子」を名乗るとは、

 常識では考えられない。

 過去の定説は、とんでもない食わせ物だったというほかないからである。

 正しい答は、「ネ」は「子=ネ=干支のネ」、

 すなわち「真北」の方角を意味していたのである。

 だがそれ1つでは偶然ということになる。

 反対がわは真南で「午=ウマ」である。

 そこにはウマ=大国があればいい。

 南の海上には奄美大島がある。

 これは大之国(オオシマ)だから大国。

 すると北は子国で「コマ=高麗・高句麗」これは「小国」と書いてもいい。

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 『参考』
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