2010年11月28日日曜日

視点がふえると同じ主題が繰り返し登場する

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録13:16頁

ところが過去の『記・紀』などの解説書は、

最初の鳥瞰図式平面図だけしかないと言ってよいものだった、

それはただ一軒の家だからと、

一枚の図面だけで説明するようなもので、

それが我が国の古代史を、

わけのわからないものにしてきた原因なのである。

建築の方は、視点を1本の柱に置いても、

それには東西南北があり、

上下の切り口があり、

さらに切り込みや組み合わせ用のホゾ穴があり、

組み立てたあと打ち込んで止めるクサビや釘や補強金具があり、

床・壁・天井・二階の床と組み合わさって、

その外観は工事が進むにつれて時々刻々に変化する。

これに比べると過去の日本史の粗雑さがよくわかると思う。

だから、その平面図式史学の欠陥を補って、

真実の歴史の復元を続けてきた本講座では、

1つの対象をできるだけ多くの視点から観察して、

全てを見落さず記載するように、

徹底した解明を行なってきた。

歴史の「史」はフミで「文献」を意味するが、

それ以外の外国語とその古語を研究して、

史の範囲を広く取り、また地層に当る歴史以外のもの、

すなわち埋蔵文化財や地学上の条件や、

人種判別などの情報も、

その他のあらゆる科学の成果も揃えて、

基礎として用いる努力を積み重ねてきた。

だから平板なお伽話的説明とは根本から異なって、

視点の数が多いので、

同じ主題が繰り返し登場するのだと、

ご理解いただきたい。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
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