2010年11月10日水曜日

出雲系譜に混在している真実の系譜の分離復元

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録12:26頁


                                                              ┌──┐
クニアレ        イザナミ  イサナギ      イザナギ  │
国生み姫 孝霊天皇   伊是名女王 伊声耆    黒姫 伊邪木別  │
└┬───┘        └────┬┘     └┬───┘     │
卑弥呼  仲哀天皇   壹與  垂仁天皇   青海郎女 墨江中王─┤
└────┘│       └────┘│                      ┌─┘
タキリヒメ 麛坂・忍熊       品陀真若   大中津姫  允恭天皇
   └─────┬┘        ┌────┘          └────┬┘
タカヒメ 阿遅鉏高日子根 高木入姫 応神天皇        安康天皇
 └────┘              └────┘

         *青海郎女(オオミガミ)
(注)
阿遅鉏高日子根
└┘
   (高日)
莵遅別 郎 子

全頁では3つが同じに見えていたが、この頁では名乗りの世襲の実在と、

相互関係とが、明瞭に見て取れる。もちろん事件まで同じではないから、

3つが別のものだと判定できるのだ。

しかし、(注)の阿遅鉏と莵遅別は、入れ替えのできる名である。

これは阿をオと読み、さらにウと読んだものに合うが、

沖縄大隅語なら最初からウと読むからウジサカで、

高日も横書きなら「郎」にも見えるようになる。

そのため別人と錯覚した記録が混入したものも当然ある。
『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
歴史徒然
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