2010年11月26日金曜日

この講座はなぜ?繰り返し、再検討が多いのか?

『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録13:14頁

しかし私の講義は難しいのであろうか?。

隅田正会員が言われた。

「大学院講義録を読むと、毎号、各ページどこを読んでも、

他の本では絶対に読むことのできない真実の、

最高の日本建国史の、そのまた最新の謎の答えが書かれていて、

圧倒的な満足感を味わうが、

少し気にかかるのは、納得しながら各ページを読み進むと、

すでに以前に完全に納得済みだったはずの主題がまた現われて、

新しい証拠がさらに加わるので、

もう一度、その号を捜し出して読み返さなければばならない。

これは何とかならないものだろうか?…」。

実にもっともなご質問で、

ご同感の方も多いと思うので、

それにお答えする形で本題に入ろう。

この講義では、

なぜ?そうした繰り返しが必要で、

再検討といったものが多いのか?…。

それは何とか改善できないのか?。

それは不可能なのだろうか?…。

それにお答えすると、

一見1つの命題のようにみえる言語文化財も、

言語復原史学では、

実は複数の視点をもった高度の立体的構造をもつ対象になる。

そのためそれらの1つにみえる対象の内容は当然複数である。

だから、

その輪郭の描写も平面図1つだけではなく、

多くの角度から見た建築物のように、

それぞれ無数の視点と異なった姿をもっているのである。

それらを重ねて説明する必要があるために、

同じ主題が幾度も登場して、

まるで繰り返しのように感じるのである。

『参考』

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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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