『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録12:25頁
出雲の神々は大半が同じ神の別名だったことが明瞭にわかった。
整理すると膨大に見えた系譜が収縮する。
だがその中には阿遅鉏高日子根という、別名のない固有名詞も確かにある。
ところがこの名の持ち主は、
卑弥呼がソナカと結婚した後の事件記録『天の稚彦伝承』に登場し、
その別伝も崇神天皇記と垂仁天皇記に入っているから、時間帯がはっきりしている。
すると次のような複数の、まぎらわしい系譜の正体が、始めて明確に区別できる。
イザナミ イザナギ イザナミ イザナギ イザナミ イザナギ
└┬──┘ └┬──┬┘ └─┬─┘
天照大神 足仲王 天照大神 スサノオ 天照大神 スサノオ
│└───┘ │ └───┘ │ │└───┘
タキリヒメ 大国主 品陀真若 大中津姫 天皇
│└────┬┘ ┌───┘ └────┬┘
タカヒメ 阿遅鉏高日子根 タキリヒメ 誉田天皇 天皇
└─────┘ └─────┘
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
シュメル-人類最古の文明
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