『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録12:27・28頁
『古事記』には、これを「十七世神と称す」と書いてあるが、此神を数えると8人しかない。
それだけでなくその名は次のように応神天皇の家族と一致する。
いくら名乗りが世襲だといってもこんなに偶然が重なることはない。
妻 子
1 多紀理毘売───┬阿遅鉏高日子根
│(迦毛大御神)
└高比売
(下光比売)
2 神屋楯比売────事代主
3 鳥耳───────鳥鳴海
4 日名照額田毘道
男伊許知邇──国忍富
5 葦那陀迦─────速甕之多気佐
(八河江比売) 波夜遅奴美
6 前玉比売─────甕主日子
7 比那良志比売───多比理岐志麻流美
8 活玉前玉比売───美呂浪
9 青沼馬沼押比売──布忍富鳥鳴海
10 若尽女──────天日腹大科度美
11 遠津待根─────遠津山岬多良斯
故、此大國主神、娶坐胸形奥津宮神、多紀理毘賣命、生子、
阿遅鉏高日子根神。次妹高比賣命。亦名、下光比賣命。
此之阿遅鉏高日子根神者、今謂迦毛大御神者也。
大國主神、亦娶神屋楯比賣命、生子、事代主神。
亦娶八嶋牟遅能神之女鳥耳神、生子、鳥鳴海神。此神、
娶日名照額田毘道男伊許知邇神、生子、國忍富神。此神、
娶葦那陀迦神、亦名、八河江比賣、生子、速甕之多氣佐波夜遅奴美神。
此神、娶天之甕主神之女、前玉比賣、生子、甕主日子神。此神、
娶淤加美神之女、比那良志毘賣、生子、多比理岐志麻流美神。此神、
娶比比羅木之其花麻豆美神之女、活玉前玉比賣神、生子、美呂浪神。
此神、娶敷山主神之女、靑沼馬押比賣、生子、布忍富鳥鳴海神。
此神、娶若盡女神、生子、天日腹大科度美神。此神、娶天狭霧神之女、
遠洋待根神、生子、遠津山岬多良斯神。
右件自八嶋奴美神以下、遠津山岬帯紳以前、稱十七世神。
『参考』
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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
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