2010年3月10日水曜日

日本古代王族の婚姻系譜(33)



 『出典』言語復原史学会・加治木義博:大学院講義録05:17頁


 出典:言語復原史学会・正会員:柿本一征


 「儀礼施設としての列石築造物」


 これら十数例の列石遺跡は全て数百年(三百数十年)の年代差を


 含み持つ複合遺跡なのである。


 施設築造の目的は、


 国立(建)(正確にどういう学術用語がよいのか僕には解らない)-


 我らが叢の象徴を造る(造った)ということだったのではないか、と考察する。


 列石は丘(又は小高い山)の中腹を上昇したり、下降したりして、


 低平面に降りているものもある(おつぼ山や鹿毛馬の場合)から、


 これは、必ずあの世(冥界)とこの世(現世)の境界(境目)を意図している。


 これらの施設が例外なく強調している水門、泉、門(城門などではない)、


 崩れ(混沌=カオス)、オンパロス(これら施設内邸には必ず象徴物がある)などは、


 全て宗教的、宇宙観、世界観、信仰的な意味でのよみがえり


 (=冥界を潜ってこの世に復帰する)の象徴である


 (この部分は「境界論」の専門家の領分である)。


 このことから、僕は当初、「王の即位のための施設」だったのではないか、


 との素人的直観的想定のもとに、観察、考察、研究を出発した。


 首尾よく完成の暁には、


 その築造者は必ずなにがしかの儀式儀礼を


 その施設を利用して行っていることは間違いないし、


 年々の儀式儀礼においても、王ただ一人だけだったか、


 あるいは国民も含めての集団がそうしたか否かは不明だとしても、


 更新儀礼施設としても利用された筈である。


 王が即位儀式をおこなう施設として築くこともありうるし、


 完成された施設を利用して即位儀礼か、


 あるいはなにがしかの更新儀礼かをおこなったこともありえるが、


 それよりも現実的な解釈は、「新しい国造り」もまた「よみがえり」であるから、


 こういうものを築造して、新しい国のシンボル(象徴)にしたのである。


『参考』


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小林登志子『シュメル-人類最古の文明』:中公新書
『メソポタミア世界』
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