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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:693頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(2)香取神宮と鹿島神社③
「カジマ」がなぜ「カシマ」になったかであるが、
これは、杵島曲(きしまぶり)に依る。
これも同神宮の伝統にあるもので、
旅立ちに際し謡われたもので「鹿島立ち」と称せられる。
「キシマ」の祖語はサンスクリット語の kṣema で、
「安全な、心地よい」の意味で、安全を祈願して謡った。
神宮の摂社阿須波社は「路、旅行」を意味する
サンスクリット語 adhvan の転訛であり、
「鹿島立ち」は同社に係わる信仰である。
同摂社を鹿島前立の宮という。
万葉集巻二十の防人の歌に
「夜中の阿須波の神に木柴さし吾は斉(いわ)はむ帰り来までに」
「霰(あられ)降り鹿島の神を祈りつつすめら御軍にわれは来にしを」
とある。
Kṣema が「木島」と音写された例がある。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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