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創世紀―牛角と祝祭・その民族系譜―
著述者:歴史学講座「創世」 小嶋 秋彦
執筆時期:1999~2000年
牛角と祝祭・その民族系譜:698頁
第十一章 日本に祀られたインドの神々
埼玉・鹿島:剣持神の国(3)稲荷山古墳の鉄剣(4)
「刀を立てる」との概念は次のような解釈を誕む。
延喜式神名帳に「前玉神社二座」とあることから
祭神を二神と考え、その二神名をいろいろと推測してきた。
その中に「前立命、忍立命」とする見解があった。
これらは śakti(前) 、asi(忍) で
双方とも「剣」であることは明白で「刀を立てる」意味となるが、
「アシ立て」は「足立」であり、
埼玉郡の南から現在の東京都足立区にまで広がる
足立(あだち)郡の祖語となり、
そこが抜刀人の勢力範囲であったことを示す。
延喜式神名帳武蔵国足立(あだち)郡に載る足立神社
(さいたま市西区飯田の同名社に比定)の
訓音が「アシタテ」と符されている。
稲荷山古墳の被葬者が、
発掘記録によると礫槨の中に
金錯銘鉄剣と共に太刀、鉾、矢の束、挂甲、馬具が出土し、
それらの装身具から判断して武人であったことを覗わせている。
また十程度の人物埴輪が出土しているが、
そのうちの四体は武人埴輪である。
《参考》
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿、牛頭、空白の布幕、幕と婦人、マルタ十字紋等
(アルパチア遺跡出土の碗形土器に描かれている)
牛頭を象った神社建築の棟飾部
本生図と踊子像のある石柱
Tell Arpachiyah (Iraq)
ハラフ期の土器について
ハブール川
ハブール川(ハブル川、カブル川、Khabur、Habor
、Habur、Chabur、アラム語:ܚܒܘܪ, クルド語:Çemê Xabûr, アラビア語:نهر الخابور Bahr al-Chabur
ARPACHIYAH 1976
高床式神殿
牛頭を象った神社建築の棟飾部
神社のルーツ
鳥居のルーツ
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